用語集
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
マイクとリアルタイムの逆位相音声信号を用いて、ヘッドホンやイヤホンの周囲ノイズを打ち消す技術。エンジンの低い音やHVACのうなりのような、低周波で定常的なノイズに最も効果的。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、1つ以上のマイクで周囲の音を聞き取り、逆位相の音声信号を生成して、聞こえている音にミックスすることで動作する。2つの信号が耳の中で音響的にぶつかると、少なくとも部分的に打ち消し合う。
得意なこと
- 低周波の定常ノイズ: エンジン音(飛行機、電車、車)、HVACファン、サーバールームのうなり。ANCは50〜500 Hz帯で20〜30 dBの減衰を日常的に実現する。
- 安定した通勤環境: オープンプランのオフィスや公共交通機関。
測定値についてはAirPods Pro 3 対 WH-1000XM6 ラボテストを参照。
苦手なこと
- 突発的な過渡音: ドアの音、赤ちゃんの泣き声、鋭いアナウンス。ANCアルゴリズムは予測のために安定したノイズパターンを必要とするが、過渡音はシステムが適応できる速さより速く到達する。
- 音声: 声は200 Hz〜4 kHzにわたる豊かな倍音を持つ。ANCは音声の低域を減衰させるが、ほとんど消すことはできない。これは安全のための設計であり、また真の音声キャンセルにはビームフォーミング級のDSPが必要だからである。
- 2 kHzを超える高周波: ANCの動作範囲をおおむね超える。これらはパッシブな遮音(イヤーカップやイヤーチップの密閉)に依存する。
ANC 対 パッシブ遮音
よく密閉されたインイヤーモニターは、電子回路なしで全帯域にわたって25〜35 dBのパッシブ遮音を実現できる。フィットの緩いANC付きイヤホンは合計で15〜20 dBしか得られないこともある。回路よりフィットの方が重要だ。
外音取り込みモード
ANCの逆で、ヘッドホンが周囲の音を音声経路に取り込み、周囲を聞こえるようにする。最新の外音取り込みモードは音響的に透明に感じられる(「ヘッドホンがそこにないかのように」)よう調整されており、これは聞こえより難しく、プレミアムヘッドホンが価格に見合う価値を真に発揮するスペック軸の1つである。
どこで効くか
Categories that use アクティブノイズキャンセリング(anc)
比較で見る
アクティブノイズキャンセリング(ANC) on real comparisons
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