用語集
10ビットカラー
1チャンネルあたり10ビット(赤・緑・青それぞれ1,024階調)を割り当てる映像の色深度。8ビットの256階調に対し、空やグラデーションのバンディングを解消する。LogプロファイルやHDRのワークフローに不可欠。
8ビットカラーは各チャンネルを256階調に収め、合計で約1,670万色を表現する。人間の目はより滑らかなグラデーションを知覚できるため、青空や夕焼けの移り変わりは8ビット映像では目に見えてバンディングが生じる。
10ビットで実現できること
- Logグレーディング。 Logプロファイル(S-Log3、C-Log3、N-Log)はダイナミックレンジをフラットな信号に圧縮する。8ビットのLogをグレーディングするとすぐにバンディングが生じるが、10ビットは強めの補正を加えても破綻しない。
- HDR出力。 Rec. 2020 / HDR10 / Dolby Visionのパイプラインは最低でも10ビット(Dolby Visionは12ビット)。
- グリーンスクリーン / VFX。 クリーンなキー抜き、エッジのアーティファクトが少ない。
確認すべき箇所
- カメラのスペックシート:「4K 10-bit 4:2:2 内部記録」。
- コーデック:H.265 / HEVC / ProResは10ビットを扱える。H.264 8Kも可能だが通常はそうではない。
- TV / モニターの入力:HDRがシグナリングされたHDMI 2.0以上。
ファイルサイズのコスト
10ビットは同じ品質でビットレートをほぼ倍にする。それに応じてストレージと編集マシンの性能を見込んでおくこと。
どこで効くか
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